アマゾン.com - ジェネラル・ルージュの凱旋 - 単行本
ジェネラル・ルージュの凱旋

- 価格 : ¥ 1,680
- 著者 : 海堂 尊
- ジャンル : 単行本
- メーカー : 宝島社
- 発売日 : 2007-04-07
実に切れ味がいい
「チーム・バチスタの栄光」で初めてこの作家の作品を読んだのだが、個人的には、本作品の方が切れ味がいいように思う。速水と沼田のやりとりは実に興味深い。この作家が書く作品をミステリーというカテゴリーに入れられるかどうかは、読者次第ということになるが、ストーリー展開や人物描写は優れていると思う。またこの作品は、日本の救命救急医療のあり方にも疑問を投げかけている。速水も語っているように、医療の現場、特...
医療読み物の新シリーズ
今までの本と本書を読んで思ったのは、作者の書きたい主人公は生と死を含む医療そのものが主人公なのだと思った。バチスタは最新手術技術、ナイチンゲールはAIを含む死後医療検索、螺鈿は死後医療のもつ闇、ジェネラルは救急医療が、そしてそれぞれにおいて現実と理想の問題提起、これこそが主人公なのではないか。作者の力量によってミステリになり、サスペンスになり、エンターテイメントへと形を変えているがぶれることの...
病院小説の本道
ナイチンゲールのファンタジー路線は???でキャラクターもつめこみすぎて破綻していた。もうこれ以上読むこともあるまいと思っていたが、ジェネラル・ルージュはなかなかのできだった。ご都合主義なラストもエンターテイメントならありだろう。こちらを楽しむためにナイチンゲールはあまり期待せずにさらっと先に読んでおいてもいいかもしれない。
ミステリからは離れたが、面白い
近作の騒動の渦中の人物はICUの長である速水。 速水は「螺鈿迷宮」の巌夫じいさんに似ている。 医療や患者や社会的要請のためならば、ルールなんぞクソ食らえという態度だ。 そういった人物の書き方が絶妙に上手くて格好いいものだから、 読者は現代医療の問題点についつい意識が言ってしまう。 やり方がズルいよ、いい意味で。 1番の驚きは、空気主人公である田口がちゃんと主人公らしいことをしていること。 一体どうし...
海堂ワールド
バチスタからずっと、続いてるんですね。ナイチンゲールは正直?でしたが、螺纏の少し前、ナイチンと同時期の設定のこの作品は楽しかった。今、医療において何が問題なのか、一般人の私にも解りやすく定義してくれる。これからも海堂尊の作品は追い掛けてしまうと思う。例えたまに、こけてもね。
全部で 51 件のレビューがあります ⇒すべてのレビューを見る
Copyright(c)2010 アマゾン.com 本・コミック All Rights Reserved. S10




