アマゾン.com - ルービン回顧録 - 単行本
ルービン回顧録

- 価格 : ¥ 3,360
- 著者 : ロバート・ルービン
- ジャンル : 単行本
- メーカー : 日本経済新聞社
- 発売日 : 2005-07-26
ルービン氏の意思決定の回顧録
確率論的な思考(蓋然性思考)を自分の信条として、ゴールドマンサックス、大統領経済諮問委員会、財務省のトップとしていかに意思決定をしてきたかという、ルービン氏の意思決定の回顧録である。特筆すべきは、経済理論がルービン氏の蓋然的思考を経て、いかにワシントンの政治の中で実現されていくのかが詳細に述べられていることである。なかでもメキシコの債務危機やアジアの通貨危機に介入する中で、モラルハザードと金融...
米建国史上最も有能と言われた財務長官の思考回路
「建国以来、史上最も有能かつ重要な財務長官」とまでの評価を受けた第70代米財務長官ロバート・ルービン氏の回顧録。アジア経済危機などの国際経済危機をどのような経済政策で切り抜けたのかが、当事者ならではだせる臨場感溢れた形で綴られる一方、それらの問題の複雑さ故、「蓋然的思考」とそれに基づく意思決定を徹底するルービン氏の「格好よさ」が際立つ。「現実は非常に高度なモデルをもってしても分析しきれないほど複...
財政規律の維持、国際金融危機に取り組む臨場感
クリントン政権で国家経済会議議長、財務長官を務めたロバート・ルービンの回顧録。ハーバード、LSE、イエール大学ロースクールでの学生生活、ゴールドマン・サックスでの裁定取引から共同CEOといったビジネスの経験、政府の仕事、それからまたシティグループでのビジネスという彼の経歴があますことなく語られている。 彼の思考の根底にあるのは「この世に確実なものは何もない」という世界観であり、こうした前提に立って...
同じような問題が
最近社会保険庁の問題が取りざたされているが、アメリカのルービン財務長官時代にも、同じような問題があった。省最大の機関である内国歳入庁の業務コンピュータ化がうまくいっていないことがマスコミで広く取り上げられ、大問題となったのである。管理運営面での問題と関連しており、内国歳入庁は、納税者に不必要につけ込む制御不能な機関であるという認識が根づき、議会、マスコミにふきあれた政治的な熱が、理性やバランス...
さすがルービン、手応え十分
米国政治の裏側をかなり赤裸々に語っている。米国も意思決定において、他国の意向をかなり気にしてやっているのが意外だった。自分たちに複雑な感情が向けられているのもよく分かっているようだ。米国における民主党と共和党の攻防は、日本の自民党と民主党の攻防みたいに生易しいものではないのが凄い。メディアの報道では知りえない米国政治のプロセスを知った。ルービンは「市井の人」というスタンスを常に保っており、肩の...
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