アマゾン.com - 極北クレイマー - 単行本
極北クレイマー

- 価格 : ¥ 1,680
- 著者 : 海堂 尊
- ジャンル : 単行本
- メーカー : 朝日新聞出版
- 発売日 : 2009-04-07
中途半端ではない。この終わりこそが今なのだから.
現実の問題をベースに地方医療の崩壊と司法の横暴、官僚の無策・無責任を訴えた作品。中途半端という意見が多いが、福島事件がおき無罪が確定したこと、夕張市が破綻して、市民病院再生のプロを送り込んだが失敗したことは周知の事実なので、わざわざ付け加える必要はないと思います.今回はAIには全く触れず、医療崩壊という問題にしぼって、その実情をうったえたいという作者の切実な思いが、独特のユーモアのある文体で.綴...
日本人のモラル
実際にモデルの病院があると知り愕然とした。 患者の未収金が2億円もあるなんて、 病院では医療費は支払わなければ帰宅できないのでは? どうやってそんなことができるのか? 今まで「謙虚でおとなしい」と称賛されていた日本人の真の姿は、 医療現場では個々に主張し自分の内を守る、 これらのクレーマーなのかもしれない。 著者は医療サスペンスのスタイルを取りながらも、 実は崩壊した日本人のモラルを取り戻すことを提言...
海堂ワールド炸裂
同じ登場人物が出て来るので一冊をよみながら他の本も読み返すという何度でも楽しめる作りになっております。この本も。医療制度の批判はどなたかもおっしゃっておりましたがまだまだ甘い。現場はもっともっと疲れきっております。独りよがりな官僚政治家の愚策のおかげで。
続編を書くのは私たちだ
地域医療に関わる者として、感想を述べる。 福島県立大野病院の事件や、夕張市の破綻など、現実に起きた問題を題材にして地域医療の行く末を問題提起した作品である。 結末があまりに中途半端だと他のレビューで書かれているが、あえて作者の意図を深読みするとその答えがみえてくるのではないか。現実の事例をもとに展開する海堂ワールドに、地域医療の結末は描かれていない。 「法の論理がすべてに優先する世界」であっても...
読んでて悔しくてたまらなかった
前作になるのか、『イノセント・ゲリラの祝祭』では、作者の意見を登場人物が述べているだけのようで、物語として読むのが少々苦痛にも感じたけれど、この『極北クレイマー』は滑らかにページが進んだ。 『イノセント〜』『ジーンワルツ』で触れられていた三枝先生の事件について、気になっていたので全貌を知ることができて個人的には嬉しかった。 しかし、病院、患者に対して真摯に対応してきた三枝医師に対しての、報道後の...
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